ホテルライクとは?ホテルライクなお部屋作りにおすすめのカーテン特集hotellike-curtain
INDEX
ホテルライクとは?
ホテルライクとは、簡単に説明すると『ホテルの様に洗練された非日常を味わえる上質な空間を再現したインテリアテイスト』を意味します。
旅先で宿泊したホテルのような空間を自宅で再現して、日々の疲れを癒すお気に入りの空間にしたい!という思いをお持ちの方もいらっしゃるはず。
そんな方々にぜひ参考にして頂きたい、ホテルライクなお部屋作りのコツをご紹介します。
ホテルライクなお部屋作りのコツ
ホテルに一歩足を踏み入れたような、非日常的な空間はどのようなポイントに気を付ければ自宅で再現できるのでしょうか?
ここでは、ホテルライクなお部屋作りをする際に意識すべきポイントをいくつかご紹介します。
質を重視したインテリア選び
天然石や木材、革製品など高品質な素材を使用した、シンプルで洗練されたデザインのインテリアを取り入れます。
例えば、寝室にはベッドサイドテーブル(ナイトテーブル)や間接照明を配置します。
ただし、あまり物多く置くのはNGなので、必要最小限の家具やインテリアで、すっきりとしたレイアウトにする事を意識します。
ホテルライクを意識した色選び
温かみのある暖色系の色調を取り入れつつ、リラックスできる空間を演出します。
ベージュ、グレー、オリーブなどのアースカラーをメインにすると良いでしょう。
アースカラーは一般的に自然界に存在する色味で、これらの色合いは多くの人にとって安心感やリラックス感をもたらすと考えられています。
アースカラーを使用することで、身も心もほっとするような、心地よい空間を作り出すことが出来ます。
使用する色を3色ほどでまとめたり、同じ色でもトーン違いで取り入れるとより統一感が出ます。
清潔感をキープ出来る工夫をする
清掃が行き届いたホテルの一室は、とても気持ちが良いものですよね。いつもお部屋を清潔に保つために、お掃除のハードルを下げる工夫をしてみましょう。
生活感を出さないために、極力モノは出しっぱなしにはせず収納します。テーブルや棚の上に何も無いので、ハンディモップ等でサッとほこりを取ることが出来ます。
また、便利家電やお掃除ロボットを活用するなどして、こまめに掃除をしてほこりや汚れを溜めないようにしましょう。
ホテルライクにおすすめのカーテン
ホテルライクなお部屋作りにおいて重要な要素のひとつとして、部屋の面積の大きな部分を占めるカーテンが挙げられます。
どのようなカーテンを選ぶかによってお部屋の印象を大きく左右するため、「素材」「色」「デザイン」に着目して理想のカーテンを選びましょう。
生地編
ベルベット
ベルベット生地の特徴のひとつに、柔らかで滑らかな手触りが挙げられます。その特有の質感から贅沢な雰囲気を演出する素材として、カーテンに限らず室内装飾や家具、衣類など幅広く愛用されています。
高級感のある見た目と、深みのある色合いがホテルライクな雰囲気にぴったりです。
リネン
植物由来の繊維から作られる天然素材で、独特なシワ感や不均一な糸の太さから素朴でナチュラルな雰囲気があります。
リネンカーテンを掛けた窓辺に観葉植物を置くなどしても、リゾートホテル風で素敵です。
リネンは通気性が高く、吸湿性にも優れています。そのため、湿気を逃がし涼しく過ごせるので、夏季の快適な睡眠環境を整えるのにも一役買います。
ジャガード織り
ジャガード織りは、独特の立体感や質感を持ち、複雑で緻密なデザインやパターンを表現できます。この立体感のある豊かな表情が、華やかで豪華な印象を与えます。
また、ジャガード織りは複雑な構造を持ちながらも、しっかりとした強度があります。耐久性があるため、長期間に渡ってご愛用頂けます。
シャンタン生地
シャンタンは、織り方に特徴のある絹や化繊を主成分とした軽やかで光沢感のある生地です。
特に絹のシャンタンは滑らかで艶があり、上品で華やかな雰囲気があります。
シャンタンは独特の織り方により、所々にネップ(節)があります。そのネップ(節)が生地に独特の表情を深みを与えます。
また、シワにもなりにくく美しいドレープを保ちます。
カラー編
ホテルライクなお部屋には、落ち着いたベーシックな色味が適しています。
お部屋のスタイルや家具との調和を考えながら、色選びの参考にされてください。
ネイビーブルー
ネイビーブルーはクラシック感のある上品な印象で、落ち着いた雰囲気があります。特に白い家具や壁との組み合わせが、モダンで洗練された空間を作り出します。
シルバーグレー
シルバーグレーはホテルスタイルの装飾によく使用される色で、モノトーンの中にも上品さが漂います。部屋全体を広く見せる効果もあります。
チャコールグレー
チャコールグレーは深みのある色合いで、シックでモダンな雰囲気。木製の家具や金属のアクセントとの組み合わせが特に相性が良いです。
モカブラウン
モカブラウンは温かみを感じさせ、リラックスした雰囲気をもたらします。特にナチュラルな素材との組み合わせが、暖かみのある空間を演出します。
アイボリー
アイボリーは清潔感と明るさをもたらし、ホテル風の明るい雰囲気を作り出します。白と同様に、広がり感があります。
グリーンアクセント
グリーンの濃い色合いは、自然なアクセントを加え、リラックスした雰囲気を演出します。植物や自然素材と組み合わせることで、心地よい空間が生まれます。
シャンパンゴールド
シャンパンゴールドは優雅で華やかな雰囲気をもたらします。金属製の装飾品や家具と相性が良く、贅沢な空間を演出します。
デザイン編
無地
無地は、上質な生地を最大限引き立たせる事ができ、何より視覚的にすっきりとしたシンプルな印象を与えます。
ダマスク柄
ダマスク柄は、古代から王室や高貴な家庭で愛用されてきた古典的で格式高い雰囲気を持つ伝統的なデザインです。
シンメトリーで対称的なデザインが特徴で、部屋全体に贅沢で優雅な雰囲気を醸し出せます。
ストライプ柄
縦のストライプは視覚的に天井を高く見せ、部屋全体を広く感じさせる視覚的効果があります。
様々なインテリアテイストに馴染みやすい、定番で人気の柄です。
ホテルライクなお部屋作りのアイデア
バランス(上飾り)を設置する
カーテンバランス(バランスカーテン)とは、カーテンの上部につける飾りのことで、トップトリートメントとも呼ばれています。カーテンと共布で作る事が多く、当店でも完全オーダーメイドで承っています。
ループタッセルを付ける
各メーカーから、様々なデザインのループタッセルが販売されています。普通のタッセルからループタッセルに変えるだけでも雰囲気がガラッと変わります。
カーテンとお揃いの生地のクッションを置く
カーテンと同じ生地のクッションを置くだけで、よりお部屋全体の統一感が増し、ホテルライクに近づきます。当店ではクッションカバーの製作も承っております。
床にカーペットを敷く
フローリングより床にカーペットを敷いたお部屋の方が、見た目にも温かみがありくつろげる雰囲気になります。
高い位置にレールを設置する
レールを高い位置に設置することで、窓を大きく見せ開放的な雰囲気になります。
天井にカーテンレールを付ける場合は、薄く天井になじむような機能性レールがおすすめです。
あえて長めのカーテン丈にする
ヨーロッパ等でよく見られる『ブレイクスタイル』とは、あえてカーテンを擦るほど長くすることでエレガントでドレッシーな印象に仕上げるスタイルの事です。
日本ではまだ馴染みはあまりありませんが、結婚式場や写真館、ホテルなど、演出効果を高めたい場でよく見かけます。
アートを取り入れる
アートやデコレーションは、空間に個性と深みをもたらしています。抽象的な絵画や芸術作品、豪華な鏡や装飾品が、空間全体に洗練されたアクセントを添えています。
照明で雰囲気を演出する
ホテルライクなお部屋を演出するためには、照明が非常に重要です。
間接照明をベッド周りやリビングルームのアクセントとして取り入れ、柔らかく優雅な雰囲気を醸し出します。
照明の色温度は雰囲気を大きく左右するため、温かみのある色温度(暖色系)でリラックスできる空間にしましょう。
ベッドメイキングを意識する
ホテルのベッドにあるような大小様々な大きさのクッションや、足元に掛けられたベッドスローを用意すれば、寝室がホテルライクに大変身します。
さらに、『ボルスター』という円柱型の細長いクッションがあれば完璧!
毎朝ベッドメイキングをするのは少し大変ですが、ちょっと早起きして時間に余裕のある時だけでも、ベッドメイキングに挑戦してみてはいかがでしょうか。
まとめ
少し敷居の高そうなホテルライクなスタイルですが、『まずは寝室から』など挑戦しやすそうなお部屋から変えていくと、ぐんとハードルも下がります。
極力モノを出しっぱなしにしないため、お掃除も楽になるという嬉しいメリットも。
カーテンひとつホテルライクなものに変えるだけでも、雰囲気が変わりますので、ぜひご検討下さい。