カーテンのフックに関する疑問を解決!【AフックBフックの選び方】types-of-the-curtain-hook
INDEX
カーテンのフックに関する疑問を解決
TERI×TERIでオーダーカーテンをご注文頂く際、必ずご指定頂くのがフックの種類(Aフック、Bフック)です。『どちらを選べば良いのか分からない』『自宅のレールにはどちらのフックを選ぶべき?』など、フック迷子のみなさんに向けて、フックの選び方をご説明します。
AフックとBフックはどう違う?
まずは、AフックとBフックの違いについて簡単にご説明します。アジャスターフックそのものは、AフックもBフックもまったく同じものなんです。アジャスターフックのフック位置をカチカチと移動させる事で、『Aフック』『Bフック』に呼び名が変わります。
ちなみに、どちらのフックを選んでも、注文時にご入力頂くご注文サイズは同じです。TERI×TERIはご注文時の丈を、カン下(フックから下の必要サイズ)でご指定頂き、フックを選択して頂きます。AフックとBフック分を考慮した総丈は、こちらで計算します。
Aフックとは?
写真の様に、レールを見せるようにカーテンを掛ける事が出来るのが、Aフックです。もしも、AフックかBフックどちらか分からなければ、Aフックを選択しておけば間違いないでしょう。
Bフックとは?
写真の様に、レールを隠すようにカーテンを掛ける事が出来るのが、Bフックです。主に、機能性レールの手前側(ドレープ側)で使用します。
アジャスターフックの裏技紹介
アジャスターフックはカチカチとフックの位置を約5mm単位で移動させる事が可能なので、裾の位置を微調整出来ます(カーテン自体の総丈は変わりません)。
※あくまでも微調整なのでアジャスターフックに頼りすぎず、正しく採寸するように心掛けましょう。
床ぎりぎりにしたい場合
床や出窓の天板ぎりぎりの丈にしたい場合、ランナー下から床や出窓の天板までを測ります。そのサイズでAフックで注文すると、ちょうど床や出窓の天板にカーテンの裾がつくくらいのカーテンが出来上がります。それをアジャスターフックをカチカチと下に移動させ、5mmずつ裾位置を上にあげて、好みの位置に微調整します。
※カーテン生地の特性上、1cm未満は誤差の範囲内となります。予めご了承ください。
採寸メジャーを使用する場合の測り方
採寸用メジャーを使用する場合は、フック状になった方をランナーに引っ掛けて床に付くまでの長さを測ります。
普通のメジャーを使用する場合の測り方
普通のメジャーを使用する場合は、床からランナーの下までの長さを測ります。
フックを選ぶポイント
では、何を基準にAフックとBフックを決めたら良いのでしょうか?答えは、カーテンレールのタイプと、その取付位置です。
装飾レール(ダブル)×正面付け
デザイン性のある美しいカーテンレールを隠さないよう、ドレープ・レースどちらもAフックで掛けます。
機能性レール(ダブル)×正面付け
カーテンレールが壁面に付いている正面付けであれば、Aフック、Bフックどちらでも掛けられます。
機能性レールを隠したい、光漏れを防ぎたい場合は、ドレープ側はBフックが良いでしょう。
ここで注意したいポイントは、ダブルレールの時の組み合わせで、ドレープ側とレース側どちらもBフックになる事はあり得ません。レース側は基本的にAフックです。
機能性レール(ダブル)×天井付け
カーテンレールが天井面に付いている場合、レール上にスペースが無いため、ドレープ・レースどちらもAフックで掛けます。Bフックにすると、カーテンの上部が天井に着いてしまいスムーズに開閉出来なかったり、カーテンを痛めてしまいます。
機能性レール(ダブル)×カーテンボックス
カーテンボックスがある場合、レールはボックスで隠れるため、あえてBフックで隠す必要はありません。そのため、ドレープレースどちらも「レールを見せるAフック」となります。
その他
ドレープ側は装飾レールで、段違いでレース側の機能性レールが付いているタイプは、ドレープ側はAフックで、レース側はBフックとなります。
AフックとBフックの使い分け方
どちらにしたら良いか分からない、特にこだわりは無いという方は、Aフックにしておけば問題ないです。
メリット・デメリット
Aフック | Bフック | |
メリット | カーテンを寄せた時、きれいに収まる。 | 上からの光漏れを軽減できる。 (カーテンレールやカーテンの 隙間からは光は漏れます) |
デメリット | レールを隠せない。 | カーテンを寄せた時、まとまりにくい。 |
フックの材質による違い
主流はプラスチック製のアジャスターフックですが、金属製の金フックもあります。ちなみに、TERI×TERIでオーダーカーテンをご注文頂くと、プラスチック製のアジャスターフックをカーテンに取付けた状態で出荷します。カーテンが届いたら段ボールから出して、カーテンレールにすぐ掛けられます。
プラスチック製フック
アジャスター式になっていて微調整が可能です。窓際で使用するため、直射日光による劣化、変色などが起こります。その場合は、専門店やホームセンター、百円ショップ等で購入可能です。TERI×TERIでも1個からお買い求め頂けます。
金属製フック
金属製なので丈夫です。重量のあるカーテンを掛ける時などに使用します。AフックとBフックふたつの種類の形状があります。アジャスターフックの様に微調整は出来ません。TERI×TERIで販売しているのは、75mmのAフック形状の金フックのみです。
フックの付け方
カーテンの裏側のタックの根本に、少し分かりづらいですが、筒状になったフックの差込口があります。この差込口以外に入れると、フックがカーテンを突き破ってしまうかもしれないので、避けましょう。
カーテンレールにカーテンを掛ける時のポイント
カーテンレールの真ん中にあるマグネットランナーには、フックを掛けられる穴が3つくらい付いています。どこにフックを掛けたら良いのか悩みますね。どの穴に掛けてもOKなのですが、カーテンを閉めた時に真ん中の隙間が出来にくい中央寄りの穴がおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?フックの選び方の参考になれば幸いです。もし、分かりづらい点などございましたら、お気軽にTERI×TERIへお問い合わせください。